南三陸ホテル観洋のNEWS・最新情報
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観洋ぐるりんバス「人に優しい地域の宿賞」受賞
『全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会』様主催の元、今年で第18回目となる「人に優しい地域の宿づくり賞」。地域の旅館ホテルや旅館ホテル組合が参加又は主催する活動で、高齢者等をはじめ、全ての人々にやさしい配慮がなされている取り組みに授与される賞です。
なんとこの度、当館が震災直後に行っていた『観洋ぐるりんバス』と、現在も継続して行っている『学習支援』の取り組みが、第18回「人に優しい地域の宿づくり賞」の【楽天トラベル賞】を受賞致しました!
震災後、二次避難所としての役割をはたしていた当館ですが、2011年8月にはその役目を終え、地域住民の皆様は仮設住宅などに移転して行きました。避難所で生まれたコミュニティは、仮設住宅に移転してからも継続してもらいたいと考え、2011年9月から「観洋ぐるりんバス」の運行を開始しました。「観洋ぐるりんバス」とは、当館のバスを使って、地域内にある仮設住宅を巡る無料運行サービスです。2011年9月から翌年の9月まで一年間巡回することで、仮設住宅に住む人々を繋ぎました。ホテル内には「ぐるりんバス日帰り控室」も用意し、避難所生活を終えてから久々に会う方々が話を弾ませる姿が見られました。
子どもたちへの学習支援は、2011年6月19日の開始から今まで継続して行っています。教室には4歳児から高校生まで幅広く受け入れ、南三陸ホテル観洋が避難所として機能している間、100名以上の子どもたちが参加しました。現在も、週3回のそろばん教室では50名以上の子どもたちが学んでいます。学習支援は施設使用料、授業料ともに無料で提供しております。当館ではホテル宛てに頂いた義援金をそろばん教室へと贈呈し、学習支援に役立てております。
その他、避難所として機能しているころから開催しているミシンワークショップは「南三陸ミシン工房」や「ミナ・タン・チャーム」などの商品製作・活動に繋がり、被災者支援の一環として評価されました。
南三陸ホテル観洋は、地域住民の皆様と歩む宿として、町民のコミュニティ環境の確保や子どもたちの学習支援を継続して行っています。今後ともご支援・ご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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